社交ダンスのティーチャーズシューズおすすめ10選。兼用シューズとの違いや選び方も解説

社交ダンスシューズの種類のひとつ、ティーチャーズシューズをご存じですか?「兼用シューズと何が違うの?」「先生じゃなくても履いていいの?」と疑問に思うこともあるでしょう。

ティーチャーズシューズの最大の特徴は、ホールド感があって安定しやすいところ。足の痛みが気になる人や、ヒールが苦手な人も履きやすいシューズといえます。

本記事では、創業40年の社交ダンス専門店「Matsuya」の店長が選んだ、おすすめのティーチャーズシューズ全10商品をご紹介。社交ダンスのティーチャーズシューズの選び方や、メンテナンス方法も解説します。

社交ダンスの老舗専門店ならではの目線でお話ししますので、「社交ダンスのシューズ選びに失敗したくない!」というダンサーさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!

目次

 

社交ダンスのティーチャーズシューズとは

まずは社交ダンスのティーチャーズシューズについて、その特徴を詳しく説明します。失敗しないための選び方も解説するので、チェックしてから商品選びに移りましょう。

ティーチャーズシューズとは?兼用シューズとの違い

ティーチャーズシューズとは、その名のとおり教師がレッスン時に使用する目的で作られたシューズのこと。長時間履いても足に負担がかかりにくい設計なので、履き心地も快適です。一足でラテン・スタンダードどちらにも対応できますよ。

競技会やデモンストレーションの本番ではあまり使用しませんが、足の甲まで覆うホールド感により安定しやすいので、教師以外からも人気があります。怪我をした後や、身体に不具合を抱えている人にもやさしいシューズといえるでしょう。女性が男性役をする場合にも便利です。

兼用シューズとの大きな違いは形状。パンプスやサンダルタイプが主流の兼用シューズと違って、ティーチャーズシューズは男性のシューズのように甲まで覆うデザインです。ヒールが太くて低い商品も多いので、高いヒールが苦手な人も履きやすいでしょう。

なお、一般的にティーチャーズシューズはレディース・メンズどちらも展開されています。ただし、メンズはスタンダード用シューズ系とヒールの高さやデザインがそこまで変わらないため、実際にティーチャーズシューズを選ぶ人は少ない傾向にあります。そのため、今回は主にレディース向けシューズをご紹介していきます。

ティーチャーズシューズの選び方

ティーチャーズシューズの選び方は、基本的にはほかの社交ダンス用シューズと同じです。

快適さ・楽さを求めて購入する人も多いティーチャーズシューズですが、大きめのサイズを選ぶのはおすすめしません。靴紐である程度は調整できるものの、余りすぎると脱げやすく危険なので、以下の点に気をつけながらピッタリのシューズを選びましょう!

  1. サイズはジャストを選ぶ
  2. ヒールの高さは目的に応じて選ぶ
  3. デザインは合わせるウェアや欲しい機能性で選ぶ

 それでは詳しく解説します。

①サイズはジャストを選ぶ

社交ダンス用のシューズには柔らかい革生地が使われていることが多く、使っているうちに生地が多少伸びてくるという特徴があります。最初から緩いサイズを選んでしまうと、だんだん脱げやすくなり危険です。

また、安定感を得るためには足全体へのフィット感も大切。しっかり踏み込めるように、踵部分や足の甲を含めて足全体にフィットするかどうかもチェックしましょう。

足幅に関しても、多くのメーカーがワイドサイズを用意しています。記事の後半では、商品ごとの選び方のポイントも解説しているので、そちらも参考にしてみてくださいね。

こちらもチェック>>【初心者向け】社交ダンスシューズの賢い選び方6ステップ!

 

②ヒールの高さは目的に応じて選ぶ

社交ダンスは男女ともにヒールのある靴で踊ります。とくに試合やデモ本番で使うレディースシューズはヒールが高く、7cm前後が一般的です。怪我や身体に不調がある人や、ヒールに慣れていない初心者は、踊るのが困難に感じることもあるでしょう。

今回ご紹介するティーチャーズシューズは、ヒール高3.5〜6cmまでラインナップが豊富です。低いヒールから試したい人は3.5cm、より本番に近いヒールの高さで踊りたい人は6cmなどと、ご自身の目的にあわせて選ぶのがおすすめです。

 

③デザインは合わせるウェアや欲しい機能性で選ぶ

ティーチャーズシューズのカラーは、黒やベージュといったベーシックカラーが主流です。汚れが目立ちにくい黒はパンツにも合わせやすく、足が綺麗に見えるベージュはさまざまなウェアに合わせやすいですね。

メーカーによっては、ツートンや動物柄などデザイン性の高い商品も用意されています。レッスンでもおしゃれにこだわりたい人は、ぜひチェックしてみてください。

また、通気性やクッション性といった機能性で選ぶのも手です。例えば、メッシュ素材やパンチ加工されている革素材は通気性がよいので、練習中のムレが気になる人におすすめですよ。


ティーチャーズシューズの購入方法や価格帯

ティーチャーズシューズの購入方法は、社交ダンス用品を販売している店舗や通販が一般的。足が覆われていて、靴紐である程度の調整ができるティーチャーズシューズは、ほかのシューズよりも通販で失敗しにくい靴といえるでしょう。

価格は、ほかの社交ダンス用シューズと大きく変わりません。ただしティーチャーズシューズはラテン・スタンダードで兼用できるので、初心者のはじめの一足としても挑戦しやすいですね。


社交ダンスのおすすめティーチャーズシューズ10選

当店で扱っているティーチャーズシューズのなかから、おすすめ商品を10点ご紹介します。

①あなたにピッタリの一足がみつかる定番シューズ|Sekine セキネ SS-T1010 ¥18,150

日本を代表する老舗社交ダンスシューズブランド「セキネ」のティーチャーズシューズ。長時間の使用を考慮した、オーソドックスな一足です。

ヒールの高さは4cmと低めで、太さもあるので安定しやすいでしょう。幅・サイズ・カラーの選択肢が多いのも特徴。ティーチャーズシューズには珍しいピンクゴールドも用意されています。あなたにピッタリの一足を見つけてくださいね。

>> Sekine セキネ SS-T1010 ¥18,150の商品ページへ


②美しいシルエットのオーソドックスなシューズ|Sekine セキネ SS-T1050 ¥18,150

こちらも同じく、セキネのティーチャーズシューズです。ヒールが細く、6cmあるので、SS-T1010よりも高いヒールがほしい中〜上級者におすすめ。やや細身のつくりなので、普段レギュラー幅を履いている人もワイド幅がおすすめです。

>> Sekine セキネ SS-T1050 ¥18,150の商品ページへ

 

③足へのやさしさを重視した人気シリーズ|ADSJapan AK1001-11 ¥ 14,000

元世界チャンピオンも愛用していると謳うブランド「Ads Japan」。足を床から守る、独自の厚いクッションが自慢です。

なかでも本商品は、足へのやさしさを追求した人気シリーズ「スーパークッション極(キワミ)」のラインナップのひとつ。太くて安定感のある4cmヒールが特徴です。

長時間の練習をするプロ選手はもちろん、硬いフロアや硬いダンスシューズによる足・膝・腰の痛みに悩まされている人におすすめですよ。

>> ADSJapan AK1001-11 ¥ 14,000の商品ページへ

 

④おしゃれなスエードとレザーの組み合わせが魅力|Kent dance ケントダンス スウェードレザー ティチャーズシューズ グレイス ¥18,150

社交ダンス初心者からトッププロダンサーまで根強い人気を誇る「ケントダンス」。履き心地や踊りやすさを追求した設計が魅力です。

今回ご紹介するのは、おしゃれなスエード生地とレザーパンチのコンビが印象的な一足です。定番のブラックも用意されています。ヒールは約5cm。太くて安定感があるので、年配の方も安心して履けるでしょう。

>> Kent dance ケントダンス スウェードレザー ティチャーズシューズ グレイス ¥18,150の商品ページへ

 

⑤安定感と快適な通気性を実現した一足|Supa dance スーパダンス 1026 ¥29,700

洗練されたフォルムと履き心地を追求した高い品質管理で、世界のトップダンサーやダンス愛好家に支持され続けているブランド「Supa dance」。英国製のシューズです。

とにかく低いヒールをお探しなら、3.5cm太めヒールのこちらがおすすめ。安定感はもちろん、パンチ加工で通気性がよくムレを軽減できるので長時間履く人にもピッタリです。

>> Supa dance スーパダンス 1026 ¥29,700の商品ページへ

 

⑥足を綺麗に見せられる細身のデザイン|ADSJapan AK1003-11 ¥14,000

元世界チャンピオンも愛用していると謳う、Ads Japan。足への優しさを重視した人気シリーズ「スーパークッション極(キワミ)」のティーチャーズシューズです。

AK1001-11のヒールは太めで4cmなのに対して、こちらは細めの6cm。ヒールに慣れてきた中上級者にもおすすめです。靴の先端が細いデザインなので、足を綺麗に見せることができるでしょう。

>> ADSJapan AK1003-11 ¥14,000の商品ページへ

 

⑦硬いシューズは苦手という人におすすめ|Passion パッション PS8009sk ¥20,130

メイドインジャパンの社交ダンスシューズメーカー「Passion」。長年に渡り、日本人にとって履きやすいシューズを追求してきたメーカーです。

柔らかな国産スーパーソフト革を使用しているのが特徴で、硬い革のシューズはつかれやすいという人におすすめの一足。パンチ加工が施されているので、通気性にも配慮しています。

ヒールは6cmとやや高めですが、硬いシューズで踊り慣れていない初心者にもぜひ履いてみていただきたい商品です。

>> Passion パッション PS8009sk ¥20,130の商品ページへ

 

⑧スタイリッシュなヒョウ柄の個性が光る|ADSJapan MG1060-92 ¥14,000

世界30か国以上に支店を持つ世界的ブランド「ADSJapan」。滑り止めインソール付きのボールルームダンスシューズシリーズ「スーパーグリップ(Super Grip)」の商品です。

ティーチャーズシューズには珍しい、スタイリッシュなヒョウ柄が印象的な一足。自分らしい個性的なシューズがほしい人におすすめです。

デザインだけでなく、機能も充実。インソール表面の滑り止め加工が足の横・上下のずれを軽減し、床がよりつかみやすくなるとされています。太めのヒールは4cmです。

>> ADSJapan MG1060-92 ¥14,000の商品ページへ

 

⑨黒革とプラチナ革ダブル使いの人気デザイン|Passion パッション PS1629sk ¥17,930

日本の社交ダンスシューズメーカー「Passion」の商品。黒革とプラチナ革のツートンカラーデザインが特徴の、店頭でも人気のティーチングシューズです。

黒革には、パンチ加工で通気性に配慮した国産スーパーソフト革を使用。柔らかく足当たりがよいので初心者にもおすすめです。

>> Passion パッション PS1629sk ¥17,930の商品ページへ


⑩足先が細いスタイリッシュなデザイン|Supa dance スーパダンス 1025 ¥29,700

プロや競技選手にも人気が高い、英国製のダンスシューズブランド「Supa dance」の商品です。

先にご紹介した1026に比べ、足先の幅が少し細く作られているのが特徴です。また、ヒールも5.5㎝と高めなので、より本番に近いヒールの高さに挑戦したいならこちらを検討してみてはいかがでしょうか。

>> Supa dance スーパダンス 1025 ¥29,700の商品ページへ


社交ダンスのティーチャーズシューズのメンテナンス方法

お気に入りのシューズは、できるだけきれいに長く履きたいですよね。最後に、ティーチャーズシューズのメンテナンス方法を確認しましょう。

使用直後のお手入れ

練習で使用したあとは、シューズ底をブラッシングして、ホコリやワックスなどを取りましょう。型崩れしないようシューズキーパー等を入れるのもおすすめです。

ダンスシューズは高い湿度が苦手。レッスン後は汗で水分を吸っているので、自宅に帰ったら風通しのよいところに置いて乾燥させるとよいでしょう。乾燥剤や除菌消臭スプレーでケアするのもおすすめですよ。

保管時の注意点

高温多湿を避けて保管しましょう。長期間保管するときも箱の中に入れっぱなしにせず、定期的に換気・陰干しするのが理想です。

また、夏場に注意が必要なのは車内での保管。車内はかなり高温になるので、エナメルや革、底革やシューズ内部などの接着剤も含めて劣化の原因になります。


社交ダンスは、足にやさしいティーチャーズシューズで楽しく上達しよう!

今回は、おすすめのティーチャーズシューズをご紹介しました。「社交ダンスを楽しみたいけど足の痛みが気になる…」という人は、安定感のあるティーチャーズシューズも検討してみてください。動きやすいティーチャーズシューズなら、楽しく練習できるでしょう

ぜひ本記事を参考に、自分に合ったティーチャーズシューズを選んでみてくださいね。


Matsuyaでは、各種ダンスシューズや練習着など数多くの社交ダンス用品をご用意しております。1万円以上のご注文で送料が無料となりますので、ぜひご覧ください。

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