【初心者向け】社交ダンスシューズの賢い選び方6ステップ!

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社交ダンスを始められる方がシューズを買う際、どんな基準でシューズを選べば良いか分かりませんよね。

創業40年以上の実績を持つの社交ダンス用品専門店マツヤでは、新たに入門される初心者の方にはスタンダード用のシューズか兼用シューズをおすすめしています。

シューズの選びを間違えるとダンスの上達スピードが遅くなったりケガにつながったりすることがあるので、本記事では社交ダンスシューズの賢い選び方を5ステップに分けて解説いたします。

「どうやってシューズを選んだらいいか分からない」という方は、ぜひ参考にされてくださいね!

目次

 

社交ダンスシューズの種類

社交ダンスシューズには、以下3種類のシューズがあります。

  1. スタンダード用シューズ
  2. ラテン用シューズ
  3. 兼用シューズ

各シューズはダンスの種類に合わせて選ぶのが基本ですので、それぞれの特徴について詳しく解説します。

①スタンダード用シューズ

スタンダード用シューズとは、ワルツタンゴといったスタンダード種目で使用するシューズを指します。

しっかりしたホールド感が特徴で、

  • レディース:踵からつま先まで覆われたパンプスタイプ
  • メンズ:ラテンに比べてヒールが低く動きやすい。燕尾服を着用する正装の場合には高級感のあるエナメル素材

などが特徴です。

スタンダード用シューズは足全体をしっかりと包み込んでいる分、柔軟に足を動かすラテンダンスには不向きな面があります。

②ラテン用シューズ

ラテン用シューズとは、ルンバサンバチャチャと言ったラテン種目で使用するシューズを指します。

足全体を柔軟に動かすため、レディース・メンズともに柔らかい革素材が主流で、レディースの場合はサンダルのようにつま先が開いています。

レディース・メンズともに足の指先まで美しく見えることや、激しい動きでも軽快に動けるようフィット感も重要になります。

立った時に重心が自然に前にのることが重要なので、メンズはスタンダードシューズよりもヒールが高いことが特徴です。

③兼用シューズ

兼用シューズとは、スタンダードとラテン双方で利用できるシューズを指します。

種目により履き替えなくて済むためパーティー等で履かれることも多く、パーティーシューズとも言われています。

足全体のホールド感は残しつつも、つま先にある程度の柔軟性が残っていることが特徴です。

競技会等では種目ごとにシューズを履き替える必要がありますが、初心者の方は足型の練習がメインになるため、履き替える必要がない兼用シューズが非常に便利です。

社交ダンスシューズの賢い選び方6ステップ

社交ダンスは、自分に合うシューズを選べるかどうかで上達のスピードも変わります

初心者の方は、以下の5ステップに注意して選ぶようにしてみましょう。

  1. 最初の一足は前ゴムのスタンダード用シューズor兼用シューズがおすすめ
  2. サイズはジャストフィットサイズを選ぼう!
  3. スタンダード用シューズはホールド感が大事!
  4. 女性用ラテン用シューズは1サイズ小さめを選ぼう!
  5. ヒールの高さが高くなりすぎないようにしよう!
  6. メンズシューズも用途に適したタイプを選ぼう!

詳しく解説していきます。

1. 最初の一足は前ゴムのスタンダード用シューズor兼用シューズがおすすめ

実は、社交ダンス初心者の方にラテン用シューズが役立つ機会は多くありません

なぜなら、初心者の方は足型を覚えることが中心で、シューズの機能性はあまり求められないからです。

最初はヒールで踊ること自体に慣れる必要があるため、当店では前ゴムのスタンダード用シューズか兼用シューズの使用をおすすめしています。

メンズの場合もヒールの高くない革製のスタンダード用シューズをおすすめしています。

こちらの記事では当店厳選のおすすめ兼用シューズをご紹介していますので、兼用シューズをご検討される方は参考にされてください。

2. サイズはジャストフィットサイズを選ぼう!

社交ダンスシューズにはレディース・メンズとも柔らかい革生地が使われていることが多く、使っているうちに生地若干が伸びてくるという特徴があります。

日常で使っているサイズや緩めのサイズを選ぶと、使っているうちに脱げやすくなったり、ケガをしたりする恐れもあるので、できるだけピッタリ目のサイズを選びましょう。

【サイズの測り方】

ご自身の足のサイズが分からないときは、メジャーを使えばご自身で測ることができます。

社交ダンスシューズの場合、踵から一番長い指先までの『足長』と、足の周囲の『足囲』の長さを測ることが多いです。

足長
  1. メジャーを30cmほど伸ばした状態で、0cmを壁にぴったりとくっつける
  2. セロハンテープでメジャーを固定し、踵を壁に付けてメジャーを踏む
  3. 一番長い指先から踵までの長さを確認する

箱があれば、箱の内側に足を入れて踵を箱にくっつけ、指先の位置に印を付けて長さを測っても構いません。

足囲
  1. メジャーを30cmほど伸ばした状態で床に置く
  2. メジャーの上に足を乗せる
  3. 親指の付け根の骨が出っ張っている部分と、小指の付け根の骨が出っ張っている部分にぐるりとメジャーを巻き付ける
  4. 軽く体重をかけた状態で長さを測る

3. スタンダード用シューズはホールド感が大事!

スタンダードでは、踵からしっかり踏み込んで蹴り出す力が必要になります。

踵が脱げやすい状態では踊りに影響が出ますので、しっかり踵部分や足全体にフィットしたシューズを選びましょう。

足にフィットさせるには、ジャストサイズを選ぶほか、女性はシューズのストラップを使うことも有効です。ストラップがない場合、シューズベルト等を使うと、よりシューズのホールド感・安定感が増します。

▼レディースのシューズベルト

素材や色も沢山の種類がありますが、近年の傾向としてベージュ系のカラーが人気です。肌の色と同系の為、どのような色のウェアでも合わせやすいことが理由です。

レディース・メンズでおすすめのスタンダードシューズは、以下からご覧ください。

【厳選】レディース社交ダンスシューズのおすすめ14選

【厳選】メンズ社交ダンスシューズのおすすめ14選

4. 女性用ラテン用シューズは1サイズ小さめを選ぼう!

女性用のラテン用シューズは足の指を自由に動かせるようにつま先が空いているため、通常履かれているサイズの1サイズ下をお選びすることをおすすめします。

ラテン種目では、いかに足がきれいに見えるかも求められますので、できるだけ柔らかく足にフィットするシューズだとつま先まで美しく伸ばしやすいです。

レディースの場合、肌色~ダークブラウン系のシューズは足を長く見せてくれる上、どのような色の衣装でもマッチしやすいです。

ベージュ系やダークブラウン系のラテンシューズは数多く販売されておりますので、ご自身に合ったシューズをお選びください。

【レディース】美しく魅せる!社交ダンスラテンシューズおすすめ10選

【メンズ】周りと差がつく!社交ダンスラテンシューズおすすめ10選

5. ヒールの高さが高くなりすぎないようにしよう!

社交ダンスは男女ともにヒールのあるシューズで踊ります。

モダン ラテン 兼用
レディース 3cm~7cm 5.5cm~9cm 3cm~7cm
メンズ 2.5cm 3.5cm~4.5cm 2.5cm~3.5cm

特にレディースはヒールが高く、大体7cmほどの高さがあるシューズを使うことが多いですが、初心者の方はヒールで踊り慣れていないため、いきなり高いヒールを履いても踊れなかったり、ケガに繋がったりします

どちらにせよ最初は足型の練習が中心なので、レディースの場合は最初は5cm、メンズの場合は2.5cmのヒールから徐々に慣れていくようにしましょう。

6. メンズシューズも用途に適したタイプを選ぼう!

レディースと比べて違いが表れづらいメンズシューズですが、素材やヒールの高さ、ダンスの種類等によって適したシューズを選ぶ必要があります。

素材は革素材の他、エナメル素材ヌバック素材パンチ加工等の素材があります。

革素材 手入れがしやすく、レッスンやパーティー等でも最もポピュラーな素材です。
エナメル素材

スタンダード用シューズに多く、光沢があり高級感のある印象になります。

スタンダードダンスの正装(燕尾服)ではエナメルシューズが必須です。

パンチ加工 通気性の良い空気穴の加工が施されており、長時間の使用でも蒸れが軽減されます。

初心者の方におすすめのメンズシューズはこちらからご覧ください。

初心者におすすめの社交ダンスシューズブランド

社交ダンスは、送り足による体重移動や、足全体の柔軟な動きが重要なので、シューズの良し悪しがダンスに与える影響は非常に大きいです。

最近では安いノーブランドシューズも増えていますが、

  • 細部の縫製等が甘いので壊れやすい
  • 同じサイズでもサイズのバラつきがある

といった面もあり、短期間での買い替えやケガにつながる心配があります。

長い目で見れば、ダンスの上達やコストを見ても、

  • 丈夫さ
  • 機能性
  • 柔軟性
  • 安定性

などに優れたブランドシューズが一番安心です。

当店では、日本人の足に合った国内ブランドのセキネケントダンス他、世界的有名ブランドのスーパダンスをおすすもめしております。

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