社交ダンス上達はシューズ次第!ブランドの違いを徹底解説

社交ダンスシューズのブランドはいろいろあるけど、結局は何が違うの?と疑問に思っている方はいませんか?

この記事では、社交ダンス専門店「ダンスファッションマツヤ」の店長が以下の2点を解説します。

  • ブランドシューズとノーブランドシューズの違い

  • プロも愛用するおすすめ社交ダンスシューズブランド4選

社交ダンスではシューズ選びが上達速度に大きく影響しますので、「早く勝てるダンサーになりたい」「注目されるダンサーになりたい」という方は、必ずチェックしてくださいね。

 

目次

 

社交ダンスシューズ、ブランドとノーブランドどう違う?

これまで、社交ダンスシューズといえば2〜3万円ほどのブランドシューズが主流でしたが、近年では数千円で買えるノーブランドシューズも増えてきました

安く買えるならそれに越したことはない気がしますが、ブランドシューズはノーブランドシューズに比べて何が違うのでしょうか?

創業40年の社交ダンス専門店「ダンスファッションマツヤ」の店長から見て、ブランドシューズはノーブランドシューズに比べて以下の3つの点が特徴といえます。

  1. 作りが丈夫なので長持ちする

  2. 足にピタッとフィットするので、しなやかな動きが可能

  3. 安定感があるので疲れにくい

詳しく解説していきます。

 

ブランドシューズの特徴1. 作りが丈夫なので長持ちする

社交ダンスの種目にはスタンダードとラテンがありますが、それぞれ以下のような特徴があります。

スタンダード

ラテン

  • 一歩一歩が大きく優雅でダイナミックなステップ

  • 足のヒール部分を使用することも多い

  • 小刻みなリズム使いや素早い動きが多いステップ

  • つま先やボール(指のつけ根あたり)を使用することが多い

 

社交ダンスシューズには、種目ごとの動きに対応できる耐久性が必要です。

ブランドシューズでは、重心が移動しても崩れないように細かく計算されていたり、型崩れしないよう芯を通していたりするので、どんなダンスでも壊れにくく長持ちします。

一方、ノーブランドのシューズは安いぶんシューズの構造が甘いことも多く、使いはじめてすぐに壊れたり、劣化したりするケースも散見されます。

 

ブランドシューズの特徴2. 足にフィットして、しなやかに動ける

社交ダンスの上達は、体重移動をいかにうまくできるかが肝です。

自分の体重が踵にあるのか、ボール(親指のつま先部分)にあるのかといった、細かな違いがダンスの良し悪しを大きく左右するため、シューズが足にぴったりフィットしていることは非常に重要です。

ブランドシューズは、あらゆるダンスの動きや足の形を研究して木型を設計することで、ピタッと足に吸いつくようなシューズを追求しています

ノーブランドのシューズは費用が安いぶん設計が甘いことがあり、サイズが合わなかったり脱げやすかったりすることもあります。

 

ブランドシューズの特徴3. 安定感があって疲れにくい

社交ダンスはヒールの高いシューズで踊るため、足に合わないシューズを履いていると疲労ケガに繋がるおそれがあります。

ブランドシューズは、土踏まずのアーチやクッション素材、内側で足に当たる部分の素材など、細部まで徹底的にこだわりが見られます。長時間履いていても疲れにくく、靴擦れもしにくいが特徴です。

ノーブランドのシューズは、細かな設計が少々雑なことも多いので、ブランドシューズに比べて疲れを感じやすいことがあります。

 

プロも愛用!おすすめ社交ダンスシューズブランド4選

続いて、実際に社交ダンスのプロ選手も愛用している社交ダンスシューズブランドを4つご紹介します。

ぜひご自身の好みに合わせて選んでみてくださいね!

 

1.セキネ

セキネは、1954年に創業した日本を代表する社交ダンスシューズブランドです。

日本人の足型に特化しており、日本人ダンサーを中心に長年人気を集めています。全てのシューズは、シューズの原型となる「木型」に沿って作られますが、セキネでは日本人の足に合った木型を使用しているのが特徴です。

日本人と比べて欧米人の足は、一般的に甲が高く親指が長いといった特徴があります。海外のシューズは欧米人に合わせて作られているので、日本人には微妙に合わないことも。日本人の足に合わせたセキネのシューズなら、安心して選ぶことができますね。

 

セキネの社交ダンスシューズの詳しい解説は、こちらの記事をチェック
>>セキネの社交ダンスシューズの特徴は?人気シューズもまとめてご紹介!

>>セキネのシューズ一覧

 

2.ケントダンス

ケントダンスは、日本が誇る創業50年以上の老舗社交ダンスシューズブランドです。

まるでオーダーメイドのような履き心地を実現したいという社長の思いがきめ細やかな設計に反映され、世界中のプロ選手に愛用されています。

ケントダンスがとくにこだわっているのが、社交ダンスの基本である「姿勢・バランス・フットワーク」をいかにサポートできるかという点。

豊富な木型であらゆる足の形に合うシューズを用意しているほか、ヒールの形や靴底の形も多く用意することで、幅広いダンサーに抜群のバランス性を提供しています。

 

ケントダンスの社交ダンスシューズの詳しい解説は、こちらの記事をチェック
>>ケントの社交ダンスシューズの特徴は?人気シューズもまとめてご紹介!

>>ケントダンスのシューズ一覧

 

3.Ads Japan


Ads Japanは、世界30ヶ国以上に支店を持つ社交ダンスシューズブランドです。

足へのやさしさにこだわり、通常のダンスシューズより厚く弾力のあるクッションを採用しているのが特徴です。長時間の練習をするプロ選手や、足腰の痛みに悩まされるダンス愛好家からも支持されています。

 

Ads Japanの社交ダンスシューズの詳しい解説は、こちらの記事をチェック
>>Ads Japanの社交ダンスシューズの特徴は?人気シューズもまとめてご紹介!

>>Ads Japanのシューズ一覧

 

4.スーパダンス

スーパダンスは50年以上前にイギリス・ロンドンで創業された老舗社交ダンスシューズブランド。元々靴の修理屋だった創業者ヘンリー・フリー氏が、地域住民の要望に応えて作り始めたのがはじまりです。

そのクオリティはたちまち評判となり、先代が亡くなり息子のデイビッド夫妻が跡を継いだ今も、世界のトップブランドとして愛され続けています

型崩れしにくい素材で、安定感・高級感・丈夫さを兼ね備えているのがスーパダンスの特徴です。

>>スーパダンスのシューズ一覧

 

本気で社交ダンス上達を狙うなら、ブランドシューズが確実!

 

【まとめ】

  • 社交ダンスのブランドシューズは、作りが丈夫で足にフィットしやすいといった特徴がある

  • ブランドごとにこだわりや特徴が異なるので、自分に合うものを選ぶとよい

 

社交ダンスのノーブランドシューズは価格の安さが魅力ですが、そのぶんどうしても劣化しやすかったり、足にフィットしなかったりするデメリットがあります。

ダンスをはじめたばかりで足型(基本のステップ)の練習しかしていない場合や、競技会に出る予定がないという場合は、ノーブランドでも十分かもしれません。

しかし、本格的にダンスの上達を目指すのであれば、丈夫さと機能性に優れたブランドシューズを選ぶのがおすすめです。

以下のリンク先ではマツヤが厳選したおすすめシューズをご紹介しているので、お気に入りの一足を探してみてください。
>>社交ダンスシューズを厳選!レディースのおすすめ14選

>>社交ダンスシューズを厳選!メンズのおすすめ14選

 

「そもそもシューズはどうやって選だらいいの?」という方は、こちらの記事からお読みください。
>>社交ダンスシューズ初心者はここに注意!賢い選び方6ステップ